昔から言われているのが、
「作物は土づくり」ということです。逆に言うと、土づくりができると良い作物を育てることができることになります。
しかし、土が無くても植物は育てることは可能です。現に、溶液栽培というのがあります。実際に、トマト、イチゴやバラなど多くの作物が土を使用しないで栽培されています。この栽培方法は、土の役割を人間が行うということが前提になっていると私は感じています。詳しくは、→ https://www.w-works.jp/youeki/series/01.html 見てみてください。
作物たちは、何千年、何億年と土で育てられてきているので、土で育てるのが基本となると感じている筆者です。
しかし、土づくりと言われても、どんな土がいいのかわかりませんよね笑
自分の考えは、その作物が好きな土壌を作ることです。
例を2つ紹介します。
1つ目は、ジャガイモです。適性土壌PHは5.0〜5.5です。酸性ですね!
2つ目は、タマネギです。適性土壌PHは、7.0です。中性ですね!
PHとは、その液体が酸性なのかアルカリ性なのかを表す尺度です。
そして、土には3つの要素があります。物理性、化学性、生物性という、3つの要素です。
物理性の要素
土の構造、通気性、水はけ、水持ち
科学性の要素
pH(酸性度)、肥料成分
生物性の要素は、生物の多様性です。
3要素を改善していき、土づくりをしていきます。作物の生育に合った土壌環境を整える作業です。この3つはお互いに関連してます。関連し続けることが、これまた難しいんですよね〜😑
実際に、栽培様子を見てみてください
これは、聖護院大根という種類ですが、本来の聖護院大根の大きさのサイズの3分の1くらいです。
ここの畑はまだ栽培して1年も経たずにいるので、畑に必要な微生物の量だったり菌たちがいなかったりして物足りないと感じています。まして、耕す行為もしていません。耕していない理由は、「作物と菌の力で耕してみたかったからです」。
「」の文章に、ん?ん?と感じていると思うので、どこかの回で説明しますね!
そんなこんなで、大根の大きさに現れたのかなと感じます。まだ、この大根の適正土壌ではないということかな~😵💫味はデリシャスです!おススメできます。もし、読者で気になる方がいれば、いつでも連絡ください。
3要素の中で、筆者が特に大事だと感じているのが「生物多様性」です。理由としては、土づくりの理想と呼ばれる「団粒構造」が微生物によって作られるからです。
団粒構造の土とは、大小の粒が混ざり合った土のことを指します。粒と粒の間には適度な隙間ができ、水はけもよく、空気がよく通ります。土の塊に水や養分を蓄え、水持ちがよく、肥料持ちも良くなります。
生物多様性が良くなることで、物理性の要素、科学性の要素も良くなると思っています。それゆえに、生物多様性が特に大事かなと感じています🦠
また、団粒の隙間には無数の微生物も棲みつきます。土壌生物の多様性により、野菜を害する特定の生物が蔓延しないため、病害虫も発生しにくくなると言われています。
これらのことは、あくまで理論上です。実際に何が起きるかわからないのが、自然です。
だから、面白いんです!!!
参考資料
https://sakata-netshop.com/shop/e/esoil-improver/